【高齢者の暮らし】大手企業の名前を悪用した買え買え詐欺

更新日:2016年12月12日

【高齢者の暮らし】大手企業の名前を悪用した買え買え詐欺

買え買え詐欺の被害に遭いやすいのは、判断力が低下したり、株などについての知識の乏しい高齢者です。

大手企業の名前で相手を信用させようとする手口

実在する大手企業の株や社債などが販売されているかのように装って勧誘し、お金を支払わせようとする買え買え詐欺や、2020年の東京五輪をめぐり「関連企業の株価が上がる」「チケットを手にできる」などを売り文句とした詐欺が増えています。

これは、大手企業の名前を出すことによって相手を信用させようとする手口です。また、購入を持ちかける業者が大手銀行や証券会社の名を語るケースもありますが、こうした大企業、大手銀行、証券会社が個人向けの勧誘を行うことはほとんどありません。

株などについての知識の乏しい高齢者が被害に遭いやすい

判断力が低下したり、株などについての知識の乏しい高齢者が買え買え詐欺の被害に遭いやすいことから、消費生活センターでは事例を挙げて注意を呼びかけています。

●70歳代の女性
A銀行を名乗る男性から、あなたは大手企業B社の株を買えるリストに載っていると株購入の勧誘の電話がありました。女性はよく意味が分からないために断ったところ、翌日、今度はB社の社員という男性から、自分で自社の株を買うとインサイダー取引になるので、あなたの名前で買わせて欲しい、後日、倍にして返すと電話がありました。B社は有名な会社だから間違いはないだろうし、倍にして返してくれるなら…と、指示された通りに口座開設料300万円、保証金などの名目で合計約1500万円を支払ってしまいました。

●60歳代の男性
大手証券会社を名乗る人から、オリンピック用地の購入債券の話と称する電話が頻繁にかかって来たので、興味がないと電話を切るのですが、同様の電話がかかってきます。電話をかけてくる人は「封筒が届いたら連絡してほしい」「数万円で買い取る」などと訳の分からないことを言うので、電話に出ないことにしました。

うまい話には耳を貸さずにきっぱりと断る

世の中にはうまい話はありません。怪しいと思ったら、耳を貸さずにきっぱりと断ることが大切です。断ってもしつこく電話がかかってくるようでしたら、消費生活センターなどに相談しましょう。

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