【介護と費用】親の介護にかかる費用の分担

更新日:2016年05月09日

【介護と費用】親の介護にかかる費用の分担

金銭的な分担をはじめ、兄弟姉妹間で何ができて、何ができないのかを確認する他に、親には、万一、倒れた時には子ども達にどうして欲しいかを訊いておきます。

親が元気なうちに話し合いの場を持つ

高齢の親がいる人の中には、その親が要介護になった場合のことを考え始めている人も少なくないでしょう。中でも兄弟姉妹のいる人は、どの子どもがどれだけの介護をすればよいのかが気になるのではないでしょうか。

親の介護が現実のものとなった時に困らないためには、親が元気なうちに兄弟姉妹が集まって話し合うことが大切です。金銭的な分担をはじめ、兄弟姉妹間で何ができて、何ができないのかを確認する他に、親には、万一、倒れた時には子ども達にどうして欲しいかを訊いておきます。

また、既に介護が始まっている場合には、介護にかかる月々の費用、さらに必要な支援などについて、兄弟姉妹間で情報の交換が必要です。この際、実際に介護を行っている人が介護のスケジュールや介護に関わる収支などを資料として提供することで、確認や話し合いがしやすくなります。

話し合いにより負担の割合を決めるのが一般的

介護者となる子どもの世帯にも、子どもの教育費がかかる、住宅ローンが残っている、配偶者の親の介護があるなど、様々な事情があります。しかし、親の健康状態、心身の状態が不自由になった際に、親の世話、介護をすることは子ども達の務めです。

近くに住んでいないなどを理由に介護に関わることが難しければ金銭的な負担をする、近くに住んでいても仕事などの事情がある場合には休みの日に支援する、遠方に住んでいる場合には電話による安否確認をするなど、兄弟姉妹間の相談の中でできることを出し合いましょう。

こうした分担の中で金銭的な負担が問題となることは少なくありませんが、扶養する義務のある者達、つまり子ども達がお互いに話し合うことにより負担の割合を決めるのが一般的です。この場合、合意文書である合意書を作成しておくと、後になってからもめなくて済みます。

もし、話し合いで決まらない場合には、家庭裁判所が中に入って、扶養義務者の資力などを調査し、諸事情を考慮した上で負担割合を決めることになります。家庭裁判所の手続きで決めた場合には文書が交付され、その決定に従って、それぞれの子が負担します。

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