【介護と費用】自分の両親、配偶者の両親・・・介護は誰がする

更新日:2016年04月14日

【介護と費用】自分の両親、配偶者の両親・・・介護は誰がする

介護者の年齢分布は60~69歳が約3割、70~79歳が約2割、80歳以上が約1割となっており、高齢者が高齢者を介護する老老介護が少なくないことが分かります。

同居の介護者の女性の割合は約7割

超高齢社会を迎え、介護と言う言葉を見たり、聞いたりする機会が増えています。こうした中、家族などの介護を経験する人も増え続け、介護とは無縁である人はほとんどいなくなるのではないでしょうか。

厚生労働省による調査で、要介護者の介護をしているのは誰かと訊いたところ、約6割の人が同居の親族が介護者であることが分かりました。その内訳は、配偶者が約26パーセント、子が約21パーセント、子の配偶者が約15パーセントで、この内、同居の介護者の女性の割合は約7割です。こうしたことから、家族に要介護者が出た場合、別居の親族よりも同居の親族の方が介護に関わることが多いのが分かります。

また、介護者の年齢分布は60~69歳が約3割、70~79歳が約2割、80歳以上が約1割となっており、高齢者が高齢者を介護する老老介護が少なくないことも分かります。

親の介護は自分がすると言う人は約4割

親族の中の要介護者には、実の両親、配偶者の両親、自分の兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹、配偶者などがなる可能性があり、特に、現実的なものは実の両親、配偶者の両親でしょう。

日本法規情報による親子の介護問題についてのアンケートで、将来、親の介護は誰がするかと訊いたところ、親の介護は自分がすると回答した人は約4割で、半数にも満たなかったそうです。そして、同じ設問への他の回答の中には、親の介護問題について考えたことはないというものが約2割、親の介護は自分ではしたくない、親が自分で老後を考えているので関係ないと言ったものもそれぞれ約1割ずつありました。さらに、約1割の人が、親の介護は他の兄弟姉妹がすると答えたそうです。

かつての日本に多く見られた大家族が減っている今、家庭の中で同居の家族が要介護者、そして介護者となることを日常生活で体験する機会は激減しています。介護施設への入居を待つ人が増え続ける中で、在宅介護の必要性は高まっています。介護は突然やってくると言います。自分が介護と向き合わなければならなくなった時に慌てないためにも、自分が関わる可能性のある介護について、考える時間を持ちたいものです。

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